令和5年11月人形供養 平塚円宗院 

令和5年11月5日 人形供養 平塚円宗院

皆様が今まで大切にされてきた思い出深いお雛様・五月人形・ぬいぐるみ・仏壇・お位牌などに報恩感謝を奉げご供養を厳修いたしました。

 

人形とは、人の形と書くように、昔から「身代わり」や「魂鎮め」といった意味合いで作る場合が多くありました。

土器に見られる人形であったり、祈りや呪いを込めた「藁人形」であったり、ただ可愛いからというものだけでなく、我が子が大きく元気に育ちますようにと願いを込めたものが「ひな人形」や「五月人形」であります。

仏教では、諸行無常を説き、いつまでも、それを置いておくことはできず、いずれは終わりを迎えます。

それが、引っ越しであったり、子供が成人したり、死別したり・・・といった様々な事由にて、家で飾る事もできなくなった方は、懇ろにご供養法要の後、お焚き上げします。

魂抜きというと、悪いものを取り除くといったイメージを持たれる方も多くありますが、それとは逆で今まで人形への「感謝」の法要です。

毎月公開で人形供養を行っているお寺は珍しく、人形への思いが強い方は、法要に涙を流して参列をされます。

来月は令和5年12月3日(日)9時より

郵送ご希望の方は

〒254-0077神奈川県平塚市東中原2-17-7 

円宗院 法事部人形供養係までお送り下さい。

ご参列ご希望の方は

必ずご予約をしてからご来院ください。

0463ー33ー9004